突然ですが、みなさんは「結婚」に対してどんなイメージを持っていますか?
「結婚して、早く安心したい」
「誰かと一緒にいることで、人生を安定させたい」
そう願って婚活をスタートさせる方は、きっと少なくないと思います。
でも、たくさんの会員様とお会いし、さまざまな人間模様を見守る中で、
私はあるひとつの「本質」にたどり着きました。
実は、結婚って「不安定な世界」に飛び込むことなんですよね。
自分とは違う価値感やバイオリズムを持った「他人」と人生を共にするわけですから、
予期せぬ変化やコントロールできないことの連続です。
だからこそ、世間のイメージとは少し違って、
「結婚は、元々自分の中に安定感がある人こそが、その不安定な世界を軽やかに乗りこなせる制度」
なのだと感じています。
「安定したい病」から抜け出す、シンプルな2つの処方箋
「倖せにしてほしい」
「安定させてほしい」
と相手に強く願うとき、心は知らず知らずのうちに依存のエネルギーに傾いてしまいます。
「私のこの不安定な器を、あなたが満たしてね」
という無言のプレッシャーは、お互いの関係を重くし、どこか取り繕ったお付き合いになってしまいがちです。
では、どうすれば、「自前の安定感」を取り戻し、愛する人と心地よい関係を築けるのでしょうか?
ポイントは、驚くほどシンプルにこの2点につきます。
☆まずは、自分を満たすこと
「自分の機嫌は自分で取る」という土台があって初めて、どんな波が来てもひっくり返らないマイボート(自前の安定感)が完成します。
☆「手渡せるもの」と「手を借りるもの」を明確にすること
「全部愛して!」ではなく、
「私はここが苦手だから手を貸してほしい。
その代わり、私にはこれができるから手を貸せるよ」
という分かち合いの輪郭をはっきりさせること。
これができると、ロマンチックな幻想としての結婚ではなく、
お互いリスペクトし合える「最強のチーム」としてのパートナーシップが回り始めます。
「週末婚」という、自分たちだけのオーダーメイドな倖せ
以前、デルクオーレで成婚された、ある素敵な女性会員様のお話しです。
彼女はすでに自律して生活されていて、なんとマイホームもお持ちでした。
一人でも不自由なく暮らせるけれど、「隣で笑い合える人がいたらなぁ」と婚活を始められたのです。
最初は「誰かと一緒に暮らす生活が想像できない」と仰っていましたが、彼女が最終的に選ばれたのは、
お互いにとって一番納得のいく「週末婚」というスタイルでした。
それぞれの自立した生活(マイボート)を大切にしながら、
週末には一緒の時間を過ごして笑い合う。
彼女はすでに自分を満たす術を知っていたからこそ、
世間の「結婚とはこうあるべき」という型に溺れることなく、
お互いに一番自然体でいられるオーダーメイドの倖せを掴み取りました。
結婚は、相手に幸せにしてもらうためのものではありません。
「一人でも倖せだけど、二人ならもっと面白い!」
そう言える自前の安定感を持って、お互いの「手渡せるもの」をそっと持ち寄る。
そんな風に方の力を抜いて、軽やかに、ノンキに、
二人の航海を楽しめるような出逢いを、これからも心を込めてサポートしていきたいと思っています。